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2025.12.15
ノウハウ/コラム
SESを正しく理解することがプロジェクト成功の第一歩!中小企業が知っておくべき活用ポイント
- システム開発の外部リソースとして注目されている「SES(システムエンジニアリングサービス)」。
近年は、中小企業や地方企業でも活用が進みつつありますが、「派遣と何が違うのか」「受託開発との使い分けが分からない」という声を多く聞きます。
SESは正しく使えば大きなメリットがありますが、理解不足のまま導入すると、期待した成果が得られないこともあります。
1. SESとは?エンジニアの“作業時間”を契約するサービス
SESは、エンジニアのスキル・作業時間に対して契約する業務形態です。
成果物に責任を持つ受託開発とは異なり、発注側が指揮命令権を持つのが特徴です。
自社の開発チームに外部エンジニアが参加するイメージで、柔軟に体制を強化できます。
2. 中小企業がSESを活用するメリット
・スキル不足の部分をピンポイントで補える
・繁忙期だけ人員を増やすなど柔軟にリソース調整できる
・フルタイム採用よりコスト負担が少ない
・最新技術や専門領域のノウハウを短期間で取り込める
開発規模が大きくない中小企業でも、必要な期間・必要なスキルだけ外部を活用できるため、非常に相性が良い仕組みです。
3. 失敗を防ぐためのポイント
SES活用で失敗する多くの理由は、指示や管理が曖昧なことにあります。
以下を押さえることで、トラブルを避けながら最大限の効果を引き出せます。
・タスク内容を明確にする
・優先度とスケジュールを共有する
・レビュー体制を整えて進捗を管理する
・自社側の担当者を明確にする
特に中小企業では、社内に開発管理者が不足しがちです。その場合は、管理も含めて支援できる企業を選ぶと安全です。
SESは「エンジニアが足りない」「一部業務だけ外部に任せたい」という状況に最適な選択肢です。
ただし、適切な指揮命令と管理が不可欠なため、信頼できるパートナーと組むことが成功の鍵となります。
当社では、経験豊富なエンジニアがチームの一員として参画し、中小企業のシステム開発・運用を支える体制を提供しています。
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