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ノウハウ/コラム2025.12.29

なぜ企業はSESを活用するのか?コストとリスクの観点から整理する

エンジニア不足の時代において、SESは「即戦力の外部リソースを迅速に調達できる」という点で、多くの企業に採用されています。採用コストや研修コストが不要で、必要なスキルセットをピンポイントで補完できるため、プロジェクト開始時のスピードが格段に向上します。また、短期・中期など契約期間を柔軟に設定できるため、プロジェクトの繁閑に合わせてリソースを最適化しやすい点も大きなメリットです。

ただし、企業側のマネジメント力が不足すると、SESの効果を最大限に引き出せない場合があります。特に長期間同じSESリソースを抱え続けると、社員を採用するよりもコストが高くなるケースがあります。また、人材に依存しすぎると属人化リスクが発生し、プロジェクト品質にも影響します。

さらに、スキルレベルが期待と異なる、コミュニケーション品質に課題がある、要件理解が不足しているなど、ミスマッチによるトラブルも起こりがちです。こうしたリスクを避けるには、SES企業の選定基準を明確にし、契約時に役割・成果物イメージ・コミュニケーションルールを合意することが不可欠です。

SESは、正しく使えば非常にコスト効率の良いリソース調達手段となります。

【まとめ】
即戦力の確保が可能だが、長期運用時のコスト管理と明確な役割設計が鍵となる。

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